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レーティング制度

年齢別レーティング制度とは?

ゲームソフトの表現内容にもとづき、対象年齢等を表示する制度です。国内で販売される業務用ゲームソフトを除く家庭用ゲームソフト等が年齢区分マークの表示対象となります。表示する年齢区分マークは、CERO倫理規定にもとづいて行われる審査により、それぞれの表示年齢以上向けの内容が含まれていることを示しています。 
 
ゲームソフトに年齢区分を表示することにより、 含まれる表現内容の対象年齢がわかるため、安心して購入し、楽しんでいただくことができます。

1.審査の対象となるゲーム

審査の対象となるゲームは、日本国内で販売される業務用ゲームソフトを除く家庭用ゲームソフト等であり、以下のハードウェアあるいはサービス向けに開発・販売されるものです。ゲームソフトの本編だけでなく、隠しコマンドや裏技等、収録する全ての表現が審査の対象となります。
株式会社セガゲームス
ドリームキャスト
株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
プレイステーション 
プレイステーション2 
プレイステーション・ポータブル(goを含む)
プレイステーション3
プレイステーション・ヴィータ
プレイステーション4
プレイステーション5
任天堂株式会社
ニンテンドウ64
ニンテンドーゲームキューブ
ゲームボーイ
ゲームボーイアドバンス
ニンテンドーDS
ニンテンドー3DS
Newニンテンドー3DS
Wii
WiiU
Nintendo Switch
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
ワンダースワン
日本マイクロソフト株式会社
Xbox
Xbox 360
Xbox One
Xbox Series X|S 
パソコンメーカー各社
パーソナルコンピュータ
(対応OS:Windows各種、MAC各種)
携帯電話メーカー各社
携帯電話・スマートフォン等
(対応OS:Android、iOS、WindowsPhone等)
クラウドゲーム・サービス提供各社
クラウドゲーム・サービス
(2020年10月現在・メーカー名は五十音順
 

2. レーティングの対象となる表現項目

〔性表現系〕
●キス
●抱擁
●下着の露出
●性行為
●裸体
●性的なものを想起させる表現
●不倫
●排泄
●性風俗業 
●水着・コスチューム
〔暴力表現〕
●出血描写
●身体の分離・欠損描写 
●死体描写 
●殺傷
●恐怖
●対戦格闘・ケンカ描写
〔反社会的行為表現系〕
●犯罪描写
●麻薬等薬物
●虐待
●非合法な飲酒及び喫煙 
●非合法なギャンブル 
●近親姦・性犯罪等
●売春・買春
●自殺・自傷
●人身売買等
〔言語・思想関連表現系〕
●言語関連の不適切な描写
●思想関連の不適切な描写
※それぞれの表現項目には上限があり、上限を超える表現・内容を禁止表現とし、禁止表現を含むソフトにはレーティングを与えないようにしております。
(禁止表現については、CERO倫理規定 別表3 をご覧ください。) 

3. CEROレーティングマーク

CEROレーティングマークは、「年齢区分マーク」と「その他のマーク」に大別されます。
 
a.年齢区分マーク (平成18年3月1日改訂)
 
年齢区分マークは以下の5種類です。マークはパッケージの表面左下部分に表示され、パッケージの背表紙にも帯色をつけて表示されます。
(帯色はA:黒、B:緑、C:青、D:橙、Z:赤です。)
注)下記の改定前年齢区分マークが表示された製品も発売されています。 
※改定前年齢区分マーク

b. その他のマーク

 

「教育・データベース」:

各種教育用ソフトや、データベース的なソフト(お絵描きソフトなど)に表示されます。

 

「規定適合」:

製品化前のソフト(体験版ソフトなど)について、CEROが定める禁止表現の有無に限定して審査し、禁止表現が無いことが確認されたソフトに表示されます。(正式なレーティング審査で、AからZまでのいずれかのレーティングがつきます)

 

「審査予定」:

ゲームメーカーが制作中のソフトをプロモーションする場合に、販促物などに表示されます。(審査はしていません)

 
 
ご 注 意
 
昨今当機構の審査に関係なく「レーティング゙マーク」、または類似のマークを表示した商品が市場にでまわるケースが発生しています。
これはその商品があたかも当機構の審査を受けた商品であるかのように誤認混同させる行為であり、不正競争防止法に関する違法行為となりますので、このような行為を行うことのないよう十分ご注意ください。
 
 

4.コンテンツディスクリプターアイコン

ゲームソフトのパッケージ表面にはレーティングマークが表示されており、裏面にはコンテンツアイコンが表示されています。コンテンツアイコンは、対象年齢を決定した根拠となる表現を示すもので、9つのカテゴリーに分かれています。

5.審査方法

レーティング審査から年齢区分マーク表示までの流れは次の通りです。
   
1) ソフトウェアメーカーからゲームソフトの倫理審査の依頼を受ける。
   
2) 依頼された作品について複数の審査員が、表現内容等について審査をする。
※審査の対象となる表現項目は、「2.レーティングの対象となる表現項目」の27項目で、それぞれの表現項目には上限があり、上限を超える表現内容を禁止表現とし、禁止表現を含むソフトにはレーティングを与えないようにしております。 
 
3) それぞれの審査結果をもとに、年齢区分を決定する。
 
4) 判定結果をソフトウェアメーカーに通知する。
 
5) ソフトウェアメーカーは、判定結果に基づき年齢区分マークを製品に表示する。
 
 
・審査員は、広く一般から募集した20才代~60才代までの様々な職業の男女で構成されていて、事前にCEROによるトレーニングを
 受けています。
・審査員は登録制で、審査内容について守秘義務があります。
・審査員にはゲーム業界と関連のある方は採用しておりません。
・審査においては、審査員の性別や年代などの属性に偏りがないように配慮しています。
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